優秀な人材は「探す」のではなく 管理職研修で「育てる」

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根本的な問題解決が苦手

管理職が場当たり的な対処を繰り返していると、根本的な解決につながらないの当然のことと言えますが、得てして仕事の現場では、こうしたことが起こりがちです。

問題解決能力を鍛えるには次の訓練が必要です。

  • 徹底的に自分の頭で考える
  • 人の言葉を素直に真剣に、よく聞く
  • 自分の考えをわかりやすく整理して伝える
  • 感度を鈍らせないよう、他部署に籍を置いてみる

問題のあった会社の例を挙げてみましょう。

悪循環で問題がさらに悪化…どうする?

B社では、現場の人間が部下を育成しているにもかかわらず、一向に育たないという課題を抱えていました。

新人や若手社員の育成は属人的なOJTに頼るだけで、彼らの成長は配属先の上司によってバラつきが見られがちです。このB社もそうでした。そのため上司(リーダー)は、部下に対して「どうしてできないんだ?」という疑問を抱き、彼らの成長を感じることができずにいました。

こうした状況のなか、会社の急激な成長に対応するために新卒採用を増やし、ますます新人育成に力を入れて取り組む必要に迫られました。

こうなると、悪循環が繰り返されるばかりで、それまでの問題は解決されるどころか、さらに悪化することになってしまいます。

そもそも、こうした事態を招いた原因はどこにあったのでしょうか?

その場しのぎの対処が解決を遠ざける

思い返してみると、管理職に部下の育成経験がなく、いつも場当たり的な対処を行なっていたことがわかってきました。

当初、新人や若手社員が育たないのは、当の新人・若手社員の問題と考えられていましたが、実は違いました。社員たちからヒアリングを重ねた結果、中堅社員や管理職たちは「場当たり的な対処ばかりしている」という声が多く聞かれました。

つまり、問題の根本は新人・若手社員ではなく、管理職側にあったのです。
そのため、部下に問題を指摘したところで根本的な解決に至るはずもなく、何度も同じような問題が繰り返し起こっていたのです。

さらに、中堅社員やリーダーというのは、管理職としての経験が少ないため、「人に教える」ということに慣れておらず、まだプレーヤーとしての意識が強く残っていることがわかってきました。

人が育たない…その原因は誰にあるのか

こうした状況を改善するために、各種の管理職研修では、実際に現場で起きていることをテーマとして取り上げ、実践的な問題解決法を身につけるプログラムが組まれています。

こうした研修では、人に教える経験の少ない管理職たちに、「場当たり的」ではなく、「何が根本的な問題なのか?」を考える力を身につけ、強化するために、問題解決法を用いたワークショップを実施します。

そして、実際に現場で起きている問題をテーマにして、目の前の問題をいかにして克服していくかを体験しながら、その問題の解決法を学んでいきます。

こうすることによって、管理職たちはまず問題の原因を考えたうえで、部下を指導することができるようになります。

それまでは問題が起きると、場当たり的な対応をしていた管理職が、研修後には、問題発生時に、「なぜ、こんなことが起きたのか?」と、まず原因を考えるようになります。そのうえで、部下に具体的かつ適切な指示・指摘をするようになり、部下も上司の言葉に納得して従うようになります。

このようになると、周囲からも「部下の行動が機敏になった」と見えるようになり、結果として業務の進行がスムーズになり、会社の業績アップにもつながっていくというわけです。

 
優れたリーダーを育成する管理職研修